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イクメンは死語?
2025/05/06 運営者みきとのエッセイ
イクメンという言葉が流行った。一時期、メディアやSNSで「イクメン」がもてはやされ、子育てに積極的に関わる父親が称賛された。育児をする父親の姿は新鮮で、家族のあり方を変えるポジティブなシンボルとして受け入れられた。
でも、最近になって「それって変じゃない?」という声が少しずつ大きくなってきた。なぜなら、育児をする母親は「当たり前」と見なされ、特別な称賛を受けることは少ないのに、育児をする父親は「すごい」「立派だ」と持ち上げられる。この違いは何だろう? 母親には期待される役割が当然のように押し付けられ、父親には同じ行動が「特別な努力」として評価される。この不均衡に、違和感を覚える人が増えてきたのだ。
今まで聞こえなかった声が、ようやく届くようになってきた。 かつては「父親は仕事、母親は家庭」という固定観念が強く、育児は母親の専任業務とされてきた時代があった。しかし、その考え方も変わりつつある。
育児は、母親や父親だけのものではない。血のつながりがあってもなくても子どもを育てるのは、社会全体。 子供たちがすくすく育ちますように。ボクも微力ながらお手伝いしたい。